どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。


この記事では、代用有価証券を利用してFXをする方法について紹介していきます。

代用有価証券とは?


代用有価証券とは、株の信用取引やFX取引などをする際、証拠金として、現金の代わりに保有している株式や債権を担保にすることをいいます。

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SBI証券HPより引用(以下同じ)

僕の場合は、SBI証券で株の長期保有をしていて、その株の一部を担保にFXをしています。

以下の記事では、代用有価証券を利用してFXをする事について、メリット、注意点、おすすめな人、僕の具体的な利用方法を紹介します。


代用有価証券のメリット


代用有価証券は正しく使えばめっちゃお得!


現金がなくてもFXを始められる


FXは証拠金取引ですので、通常はあらかじめ証拠金として現金を差し入れてから取引を始めるものです。

でも株を保有している人は、その株を担保に取引が始められるんです。

現金を用意せずに新しい投資を始められるというメリットは大きいです。


資金効率があがる


株を代用有価証券として担保に差し入れた場合でも、配当や株主優待は受け取れます。

例えば代用有価証券を利用してスワップ狙いのFXを始めた場合、配当、株主優待、スワップポイントの全てを受け取れるんです

株を長期保有する方は、長期的に見てその企業の価値が値上りするかを重要視しますが、配当や株主優待の還元率も気にしますよね?

そういう資産効率的な観点からは代用有価証券の活用は非常に効率的です。

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代用有価証券の注意点


代用有価証券のデメリットも押さえておこう!


株価が下がると証拠金維持率も下がる


FXは証拠金維持率があらかじめ定められた割合まで下がるとロスカットといって、ポジションが強制的に決済されます。

僕が使っているSBIFXは、証拠金維持率が30%まで下がるとロスカットです。

証拠金維持率について具体例で説明します。

例えば、1ドル110円のとき、1単位(10000ドル)の「買いポジション」を建てるということは、110円×10000ドル=110万円分のドルを保有するということを意味します。

SBI証券のハイレバコースはレバレッジ25倍ですので、必要となる証拠金は、110万円の25分の1の44000円です。

仮に現金44000円を入金してドル/円の買いポジを1単位建てた場合には、必要証拠金が44000円で口座残高も同額なので、その時点の証拠金維持率が100%になります。

証拠金維持率が30%になるとロスカットですので、44000円×30%=13200円、44000円-13200円=30800円、含み損が30800円を越えたとき、つまりドルが106.2円を下回るとロスカットになるのです。
※厳密にはドルが106.2円に下がったときは必要証拠金も44000円より若干下がります。


このようにFX取引は証拠金取引でありロスカットというシステムがあるため、証拠金維持率に注意しなければなりません。


代用有価証券にしている株式の価格が低下した場合には、当然に証拠金としての評価額も低下するため、証拠金維持率が下がります。


僕のやっている手動トラリピなど、ある程度の含み損を抱えることが前提の取引の場合、ロスカットになると大損です。


代用有価証券でFX取引を行う場合は、有価証券の評価損が出ることも想定し、現金で証拠金を差し入れる場合以上に証拠金維持率に注意するべきです。


損失が出た場合は現金入金が必要


代用有価証券を利用すれば、現金がなくてもFXを始められますが、FXで評価損が出た場合はその分の現金を入金する必要があります。

代用有価証券の充当評価額まで損失を抱えられるというものではないので注意しましょう。

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NISAとは併用不可


残念ながらNISA口座で管理している株式は代用有価証券にすることができません。


代用有価証券がおすすめな人


代用有価証券でFXはこんな人におすすめ!


株の長期保有をしている人


FXはスワップ狙いやトラリピのようなリピート計取引を低レバで行う分には安全で手堅い資産運用だと思います。
※トルコリラや南アフリカランドなどの新興国の通貨でのスワップ狙いはリスクが高いので初心者にはおすすめしません。


株の長期保有をしている人は、配当や株主優待のインカムゲイン狙いで保有しているか、値上り益(キャピタルゲイン)狙いでの保有か、またはその両方だと思います。

その株を担保にスワップポイント狙いやトラリピなどのFX取引を行い、利益の上乗せを狙えるもの(当然リスクも負います)ですので、株の長期保有をしている人は、その株を代用有価証券にしてFXをする事をおすすめします。

また、評価損を抱えて塩漬けになっている株の有効な活用方法になるといえます。


FXを行っていて証拠金に余裕のある人


すでにFXを行っていて、証拠金に相当な余裕を持たせている人も多いと思います。

その証拠金の一部で株を購入して代用有価証券にするだけで、配当や株主優待を受けとることができます。

FXの証拠金としていた現金(の一部)で株を買い、その株を代用有価証券としてまたFXの証拠金にするのです。

ただし、購入した株の時価より、その株の代用有価証券としての評価額は低いものになることに注意が必用です。
※株の時価の70%で評価

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代用有価証券でFXができる業者


代用有価証券でFXができる業者は次の3社のみです。
  • SBI証券
  • カブドットコム証券
  • マネーパートナーズ
僕はもともとSBI証券で配当と優待狙いで株を保有していましたので、その株を担保にしてFXを始めました。

3社の中で1000通貨単位でFXをできるのはSBI証券だけなので、トラリピをするならSBI証券がおすすめです。

ただしSBI証券では本家トラリピのような自動注文機能はありませんので、手動トラリピ(イフダン注文を活用するので正確には半手動トラリピ)をすることになります。



ネコキングの代用有価証券の活用方法を公開


僕は2018年の2月から代用有価証券を利用してFXをしています。

FXでどういう取引をしているかというと、手動トラリピスワップ狙いです。

ここでは現在の状況を公開しておきます。
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※2018年8月現在

現在の証拠金(預託保証金)は2,426,602円で、内現金が749,192円代用有価証券の評価額が1,677,410円です。

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代用有価証券の内訳は画像のとおりです。

僕の持っている株のうちNISA口座で管理している株以外は全て代用有価証券にしています。

現金749,192円のうち、約42万円が証拠金として差し入れた現金で、約33万円がこれまで取引で確定した利益です。

現在、607,857円の評価損を抱えていますので、まずは、評価損を超える確定利益を出したいですね。

建玉金額は21,797,164円レバレッジは12倍ですから、ちょっとレバレッジを掛けすぎですね(笑)

僕はある程度追加できる資金もあるので、強気にポジションを建ててますが、スワップ狙いであればレバレッジは3倍位にしておくべきです。

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保有ポジションは画像のとおりです。

全通貨含み損になっています(笑)


豪ドル/円NZドル/円の買いポジがスワップ狙いミニ米ドル/円の買いポジが手動トラリピです。

ユーロ/円とスイスフラン/円の売りポジは円高に備えたリスクヘッジのつもりで建てたんですが、全く機能してないですね(笑)

以上、僕の代用有価証券の活用方法でした。


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