カテゴリ: FX

どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。


この記事では、代用有価証券を利用してFXをする事について、メリット、注意点、おすすめな人、おすすめの業者を紹介していきます。

代用有価証券とは?


代用有価証券とは、株の信用取引やFXなどをする際、証拠金として、現金の代わりに保有している株式や投資信託を担保にすることをいいます。

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※auカブコム証券HPより

代用有価証券のメリット


代用有価証券は正しく使えばめっちゃお得!


現金がなくてもFXを始められる


FXは証拠金取引ですので、通常はあらかじめ証拠金として現金を差し入れてから取引を始めるものです。

でも株や投資信託(以下「株式等」といいます)を保有している人は、それらを担保に取引が始められるんです。

株式等をもっていれば現金を用意せずに新しい投資を始められるというメリットは大きいです。


資金効率が上がる


株を代用有価証券として担保に差し入れた場合でも、配当や株主優待は受け取れます。

例えば代用有価証券を利用してスワップ狙いのFXを始めた場合、配当、株主優待、スワップポイントの全てを受け取れるんです

株を長期保有する方は、長期的に見てその企業の価値が値上りするかを重要視しますが、配当や株主優待の還元率も気にしますよね?

そういう資金効率的な観点からは代用有価証券の活用は非常に効率的です。

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※auカブコム証券HPより

代用有価証券の注意点


代用有価証券のデメリットも押さえておこう!


株価が下がると証拠金維持率も下がる


FXは証拠金維持率があらかじめ定められた割合まで下がるとロスカットといって、ポジションが強制的に決済されます。

僕が使っているauカブコム証券は、証拠金維持率が75%まで下がるとロスカットです。

証拠金維持率について具体例で説明します。

例えば、1ドル110円のとき、1単位(10,000ドル)の「買いポジション」を建てるということは、110円×10,000ドル=110万円分のドルを保有するということを意味します。

auカブコム証券のFXはレバレッジ25倍ですので、必要となる証拠金は、110万円の25分の1の44,000円です。

仮に現金44,000円を入金してドル/円の買いポジを1単位建てた場合には、必要証拠金が44,000円で口座残高も同額なので、その時点の証拠金維持率が100%になります。

証拠金維持率が75%になるとロスカットですので、44,000円×75%=33,000円、44,000円-33,000円=11,000円、含み損が11,000円を越えたとき、つまりドルが108.9円を下回るとロスカットになるのです。
※厳密にはドルが108.9円に下がったときは必要証拠金も44,000円より若干下がります。


このようにFX取引は証拠金取引でありロスカットというシステムがあるため、証拠金維持率に注意しなければなりません。


代用有価証券にしている株式等の価格が低下した場合には、当然に証拠金としての評価額も低下するため、証拠金維持率が下がります。


僕のやっている手動トラリピなど、ある程度の含み損を抱えることが前提の取引の場合、ロスカットになると大損です。


代用有価証券でFX取引を行う場合は、有価証券の評価損が出ることも想定し、現金で証拠金を差し入れる場合以上に証拠金維持率に注意するべきです。


NISAとは併用不可


残念ながらNISA口座で管理している株式は代用有価証券にすることができません。


代用有価証券×FXがおすすめな人


代用有価証券×FXはこんな人におすすめ!


株や投信の長期保有をしている人


FXはスワップ狙いやトラリピのようなリピート系取引を低レバで行う分には安全で手堅い投資方法だと思います。
※トルコリラや南アフリカランドなどの新興国の通貨でのスワップ狙いはリスクが高いので初心者にはおすすめしません。

株や投信の長期保有をしている人は、配当や株主優待のインカムゲインや、値上り益(キャピタルゲイン)を狙っているはずです。

その株式等を担保にスワップ狙いやトラリピなどのFX取引を行い、利益の上乗せを狙えるわけですので、株式等の長期保有をしている人は、その株式等を代用有価証券にしてFXをすると利益の上乗せが狙えます。

また、評価損を抱えて塩漬けになっている株式等の有効な活用方法になります。


FXを行っていて証拠金に余裕のある人


すでにFXを行っていて、証拠金に相当な余裕を持たせている人も多いと思います。

その証拠金の一部で株式等を購入して代用有価証券にするだけで、配当や株主優待を受けとることができたり、株式等の値上がり益も狙えます。

FXの証拠金としていた現金(の一部)で株を買い、その株を代用有価証券としてまたFXの証拠金にするのです。

ただし、購入した株の時価より、その株の代用有価証券としての評価額は低いものになることに注意が必用です。
※株の時価の70%で評価


代用有価証券×FXのおすすめ業者


代用有価証券でFXができる業者は次の3社のみです。
  • SBI証券
  • auカブコム証券
  • マネーパートナーズ
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※auカブコム証券HPより

この3社のFXの特徴を比較していきます。
※各数値等は2020年1月調べ


通貨単位の比較


3社の中で1,000通貨単位でFXをできるのはauカブコム証券とSBI証券だけです
※マネーパートナーズは100通貨単位で取引できるFXnanoがありますが、代用有価証券には対応していません。

僕のように代用有価証券×トラリピをするなら1,000通貨単位で取引できるauカブコム証券とSBI証券の二択になります
※運用資金が潤沢な人は10,000通貨単位でトラリピすることもできます。

ただしこれらの証券会社では本家トラリピのような自動注文機能はありませんので、手動トラリピ(イフダン注文を活用するので正確には半手動トラリピ)をすることになります。


取り扱い通貨ペアの比較


auカブコム証券とSBI証券の1000通貨単位の取り扱い通貨ペアを比較していきます。

ちなみに本家トラリピのマネースクエアの取り扱い通貨ペアは次の13種類。

トラリピを売りにしている業者だけあってラインナップが充実しています。

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auカブコム証券


auカブコム証券のシストレFXの取り扱い通貨ペアは12種類で、全ての通貨ペアで1000通貨単位の取引ができます。

本家トラリピに劣らないラインナップ。

唯一残念な点はトラリピの人気通貨ペアであるNZドル/米ドルの取り扱いがない点のみです。

【auカブコム証券】
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SBI証券


SBI証券のSBIFXαの取り扱い通貨ペアはなんと28種類!

ですが、そのうち1000通貨単位で取引できるのは次の6種類のみ。

リスク分散の観点からトラリピはいくつかの通貨ペアで運用したいものです。

通貨ペアの選択肢が少ないのは残念の一言。

しかも、クロス円取り引きしかないのが致命的です。

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通貨ペアはauカブコム証券の圧勝!


スプレッドの比較


各業者の主な通貨ペア(1000通貨)のスプレッドは次のとおりです。

スプレッドは差が小さい方が優秀です。

米ドル/円


auカブコム証券
0.2pips

SBI証券
0.2pips

マネーパートナーズ(参考)
0.3pips
※10000通貨

マネースクエア(参考)
4pips
※マネースクエアは本家トラリピの業者です。自動取引を提供しているため実質的な手数料であるスプレッドは広めです。

豪ドル/円


auカブコム証券
0.4pips

SBI証券
1.0pips

マネーパートナーズ(参考)
0.6pips
※10000通貨

マネースクエア(参考)
6pips

カナダドル/円


auカブコム証券
2.8pips

SBI証券(参考)
2.8pips
※10000通貨

マネーパートナーズ(参考)
3.8pips
※10000通貨

マネースクエア(参考)
5pips

豪ドル/米ドル


auカブコム証券
1.8pips

SBI証券(参考)
1.5pips
※10000通貨

マネーパートナーズ(参考)
0.9pips
※10000通貨

マネースクエア(参考)
5pips


米ドル/円のスプレッドはどちらの証券会社も0.2銭ですが、豪ドル/円のスプレッドはSBI証券1.0銭に対しauカブコム証券0.4銭となっています。

カナダドル/円と豪ドル/米ドルは参考数値を乗せましたが、そもそもauカブコム証券でしか10000通貨単位の取り扱いがありません。

スプレッドもauカブコム証券の勝ち!


スワップポイントの比較


各業者の主な通貨ペアの1000通貨当たりのスワップポイントは次のとおりです。

スワップポイントの数値、特にマイナススワップの大小はトラリピを運用する上でも無視できません。

米ドル/円


auカブコム証券
買い 3円  売り-8円  差額 5円

SBI証券
買い 5円  売り -6円  差額 1円

マネーパートナーズ(参考)
買い 4円  売り -6.6円  差額 2.6円
※100通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネースクエア(参考)
買い 0.5円  売り -11.5円  差額 11円

豪ドル/円


auカブコム証券
買い 1円  売り-4円  差額 3円

SBI証券
買い 2円  売り-3円  差額 1円

マネーパートナーズ(参考)
買い 1.5円  売り -2.8円  差額 1.3円
※100通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネースクエア(参考)
買い 0.1円  売り -5.3円  差額 5.2円

カナダドル/円


auカブコム証券
買い 2円  売り-5円  差額 3円

SBI証券(参考)
買い 4.4円  売り -5.1円  差額 0.7円
※10000通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネーパートナーズ(参考)
買い 2.6円  売り -5.6円  差額 3円
※100通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネースクエア(参考)
買い 0.3円  売り -5.3円  差額 5円

豪ドル/米ドル


auカブコム証券
買い -0.04円  売り0円  差額 0.04円

SBI証券(参考)
買い -1.9円  売り 1.4円  差額 0.5円
※10000通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネーパートナーズ(参考)
買い -0.032円  売り 0.012円  差額 0.02円
※100通貨のスワップポイントを1000通貨に換算

マネースクエア(参考)
買い -7.8円  売り 1.8円  差額 6円


米ドル/円と豪ドル/円のスワップポイントはSBI証券の方が優れていますが、豪ドル/米ドルのスワップポイントは勝負にならないほどauカブコム証券の方が優秀です。

スワップは引き分け!


取引ルールの比較


僕は2018年から2019年末までSBI証券で代用有価証券×手動トラリピをしており、2020年始めからはauカブコム証券で代用有価証券×手動トラリピをしています。

実際に取引をしてわかった取引ルールの違いは次のとおりです。

損失が発生した場合について


◯auカブコム証券
SBI証券のような現金不足のルールなし

×SBI証券
月末時点で含み損や確定損失があった場合、現金不足として現金入金が必要


SBI証券では、代用有価証券を利用してFXをすることができますが、月末時点で損失があった場合には結局現金入金が必要になります。

トラリピは損失を抱えるのが前提の手法なので、SBI証券は代用有価証券×手動トラリピにはあまり向いていません。

ロスカットルールについて


△auカブコム証券
証拠金維持率75%でロスカット

◯SBI証券
証拠金維持率30%でロスカット


FXで一番気を付けなければいけないのはロスカット。

ロスカットにはSBI証券の方がなりにくい仕様です。

裏を返せば、auカブコム証券の方が追証という事態にはなりにくいということでもあります。

(例)
2,500万円分のポジションを保有していた場合

必要証拠金はどちらの業者も100万円(レバレッジ25倍)

auカブコム証券の場合、有効証拠金が75万円を下回ったらロスカット

SBI証券の場合、有効証拠金が30万円を下回ったらロスカット

200万円を入金して上記のような取引をしていた場合、auカブコム証券なら含み損が125万円になったらロスカット。SBI証券なら含み損が170万円になったらロスカットということです。

代用有価証券に差し入れた株式等の売却


△auカブコム証券
できない

◯SBI証券
できる

SBI証券で取引していたときは、代用有価証券とした株式も売ることができ、その譲渡金額がそのままFX口座に入るという仕組みでした。

これに対してauカブコム証券は代用有価証券とした株式等は、通常の保護預りに振り替えた後でないと売却することができないようです。

つまり、代用有価証券のみを証拠金としてFXをしているとき、その代用有価証券を売却しようとすると証拠金不足になるということ。

こうなると、FXのポジションも精算するか、現金や他の株式等を証拠金として差し入れた後でないと代用有価証券にしていた株式等は売却できません。


例えば大きな暴落がきて、FXの損失が拡大し、代用有価証券とした株式等の評価額も下がっているとき、追加で投入できる資金がなければ、FXのロスカットを待つしかなくなります。

この場合、代用有価証券も強制的に売却され、売却額は損失に補填されます。


繰り返しになりますが、代用有価証券を活用してFXする場合には、現金を証拠金とする場合より、さらに厳格な資金管理が必要経費となります。

ハイレバ取引に注意!


おすすめ業者の結論


ここまで読んでいただければお分かりだと思いますが、代用有価証券を活用してFXをする場合のおすすめ業者はauカブコム証券です。


僕は10年以上SBI証券を利用しており、後半の約2年は代用有価証券×手動トラリピの運用もしていましたが、2020年1月にauカブコム証券に乗り換えました。

代用有価証券×FXで効率的に資産運用をしていきましょう。


以上、今回の記事では、代用有価証券の活用してFXをすることについて、メリット、注意点、おすすめな人、おすすめの業者について紹介していきました。


どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。


この記事は、僕が運用しているトライオートFXの2019年12月分の月次報告になります。

この企画で現在運用しているのは、コアレンジャー_豪ドル/NZドル7,000通貨

この企画では、複利積立でトライオートFXを運用しています。


詳しい運用ルールについてはこちら


2019年12月末の運用状況


投資額累計 1,306,200
(前月比 +110,000円)

当月確定利益 -3,798
(累計利益 +168,677円)

評価損  -182,813
(前月比 -82,740円)

有効証拠金 1,292,064
(前月比 +23,462円)

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今月の積立額


今月は110,000円の積立て!


内訳


現金 110,000円

ポイ活利益 0円

今月は自分の小遣いから11万円を積み立て。

毎月ポイ活利益からも投資していますが、今月はポイ活利益なしでした。

ポイ活についてはこちら


これまでの運用の推移


 累計利益  含み損  現金投資  ポイ活投資  運用時価 
2018年8月 1,617  -    480,000  480,000 
9月 10,763  -2,088  500,000  508,802 
10月 19,252  -7,601  510,000  521,778 
11月 31,693  -40,421  520,000  511,379 
12月 43,560  -74,432  630,000  599,255 
2019年1月 63,750  -72,818  640,000  632,091 
2月 76,799  -97,929  650,000  68,400  697,397 
3月 74,880  -102,171  660,000  100,200  732,909 
4月 89,145  -63,873  670,000  141,300  836,572 
5月 97,956  -51,537  695,000  223,000  964,419 
6月 106,973  -93,281  805,000  248,000  1,066,692 
7月 107,563  -94,823  815,000  248,000  1,075,740 
8月 126,325  -53,916  825,000  248,000  1,145,409 
9月 140,028  -68,617  855,000  253,000  1,179,411 
10月 159,492  -64,968  865,000  253,000  1,212,524 
11月 172,475  -100,073  875,000  321,200  1,268,602 
12月 168,677  -182,813  985,000  321,200  1,292,064 

201912トライオート



短期目標


短期目標のルール


・有効証拠金を推奨証拠金の1.5倍にする

目標達成時には1,000通貨増口

なお、この企画は3,000通貨から始め、そのときの推奨証拠金は390,205円でしたので、1,000通貨当たりの推奨証拠金は130,000円とし、その約1.5倍の200,000円を短期目標の基準とします。

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運用通貨

コアレンジャー_豪ドル/NZドル
7,000通貨

推奨証拠金

910,000円
(130,000円 × 7,000通貨)

短期目標

1,400,000円
(200,000円 × 7,000通貨)

現在の有効証拠金

1,292,064円
(目標まで107,936円)


為替の動き

今月の為替の動き


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1ヶ月の為替の動きはこのチャートのとおり。
コアレンジから下に外れ、動きも少なく、いまいちな月でした。


10年の為替の動き


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10年間の為替推移はこのチャートのとおり。

チャートの右側に黄色い三角が並んでいる範囲が想定レンジ、その中心部分で三角が密集している範囲がコアレンジです。

ここ5年位は想定レンジ内で推移していることがわかります。

コアレンジャーは、為替相場が想定レンジの中で推移しているうちは利益を出し続け、特にコアレンジ帯の中にいるうちは安心して見ていられます。

想定レンジ内であってもコアレンジを外れてサブレンジに移行すると、含み損は増え、決済回数も減ってくるので厳しいことになります。

現在はコアレンジ下のサブレンジ内で推移しています。


現在のポジション


現在抱えている買いポジは17個(チャート上に赤い三角で標示)で、売りポジは0個(チャート上に青い三角で標示)です。

含み損の合計は182,813円です。


今月は運用開始から16ヶ月目にして初めて累計利益が減少しました。

決済利益より決済したポジションのマイナススワップの方が多かったのです。


相場が動かなければマイナススワップのせいで損失が膨らむということを改めて思い知らされました。


以上、2019年12月のトライオートFX月次報告でした。


この企画を最初から読む

どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。
今月の手動トラリピの利益は-153,457円でした!


この記事では僕が実践している手動トラリピの2019年12月の実績を公開していきます。


手動トラリピの運用方法についてはこちら


ネコキングの手動トラリピの運用ルール


2018年2月から23ヶ月間、SBI証券のFXで手動トラリピをやってきましたが、今月でSBI証券での手動トラリピを終了します。

2020年1月からはカブドットコム証券で手動トラリピをやっていきます。

いい機会なので取引ルールも見直して一新します。

業者と取引ルールの変更理由は来月以降のブログで。


2019年12月末までの運用ルール


【ミニ米ドル/円】
  • 取引は1単位(1000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「買い」のみ
  • 0.2円毎に注文を並べる
  • 利幅は0.5円
  • 損切りはしない

【ミニユーロ/円】
  • 取引は1単位(1000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「売り」のみ
  • 0.2円毎に注文を並べる
  • 利幅は0.5円
  • 損切りはしない

【ミニ豪ドル/円】
  • 取引は2単位(2000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「買い」のみ
  • 0.5円毎に注文を並べる
  • 利幅は0.5円
  • 損切りはしない

過去の運用ルール


2019年12月までのルール
  • 通貨ペアはミニ米ドル/円
  • 取引は1単位(1000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「買い」のみ
  • 0.1円毎に注文を並べる
  • 利幅は0.5円
  • 損切りはしない

2018年9月までのルール
  • 通貨ペアはミニ米ドル/円
  • 取引は1単位(1000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「買い」のみ
  • 0.1円毎に注文を並べる
  • 利幅も0.1円
  • 1ドル110.1円以上のときは1単位
  • 1ドル110円以下のときは2単位
  • 損切りはしない

2019年8月までの【ミニ豪ドル/円】のルール
  • 取引は2単位(2000通貨)づつ
  • 建てるポジションは「買い」「売り」
  • 0.5円毎に注文を並べる
  • 利幅は0.5円
  • 損切りはしない


2019年12月の手動トラリピの実績


ミニ米ドル/円(買い)


-44,942円(決済49回)

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ドル円 当月利益  ドル円利益累計  ドル円評価損益 
2018年2月 11,025  11,025  -32,634 
3月 19,295  30,320  -52,175 
4月 20,656  50,976  -380 
5月 25,526  76,502  -35,280 
6月 31,967  108,469  -1,190 
7月 16,635  125,104  -7,445 
8月 16,124  141,228  -16,060 
9月 17,914  159,142  1,442 
10月 22,390  181,532  -10,364 
11月 18,435  199,967  -1,031 
12月 15,046  215,013  -83,679 
2019年1月 16,296  231,309  -104,329 
2月 10,221  241,530  -45,674 
3月 13,736  255,266  -38,754 
4月 7,236  262,502  -16,876 
5月 3,834  266,336  -118,362 
6月 4,727  271,063  -134,012 
7月 7,538  278,601  -90,963 
8月 18,807  297,408  -196,125 
9月 11,113  308,521  -98,885 
10月 9,890  318,411  -92,416 
11月 6,913  325,324  -27,465 
12月 -44,942  280,382  -   

ミニユーロ/円(売り)


-84,647円(決済44回)

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ユーロ円 当月利益  累計利益  評価損益 
2019年1月 30,648  30,648  -83,677 
2月 7,003  37,651  -70,362 
3月 14,019  51,670  -25,956 
4月 5,507  57,177  -37,044 
5月 16,136  73,313  596 
6月 8,075  81,388  -5,524 
7月 7,196  88,584  323 
8月 24,437  113,021  -156 
9月 14,939  127,960  -8,007 
10月 7,040  135,000  -52,041 
11月 8,008  143,008  -55,106 
12月 -84,647  58,361  -   

ミニ豪ドル/円(買い)(売り)


-23,868円(決済23回)

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豪ドル円 当月利益  累計利益  評価損益 
9月 5,349  5,349  -36,448 
10月 14,980  20,329  -21,852 
11月 10,131  30,460  -51,707 
12月 18,467  48,927  352 
2019年1月 30,114  79,041  -69,150 
2月 16,800  95,841  -78,716 
3月 8,728  104,569  -77,006 
4月 9,364  113,933  -86,980 
5月 13,050  126,983  -83,812 
6月 3,502  130,485  -72,148 
7月 7,076  137,561  -84,194 
8月 6,048  143,609  -155,722 
9月 6,382  149,991  -111,246 
10月 6,580  156,571  -70,772 
11月 4,304  160,875  -82,468 
12月 -23,868  137,007  -   

現在のポジション

なし


これまでの実積


累計利益 +475,750

含み損益 なし

差引損益 +475,750円


手動201912


手動トラリピを始めて23ヶ月目です。

これまで一度も確定利益から含み損を引いた差引損益がマイナスになることなく、順調に利益を重ねてきてくれました。

しかし、もっと資金効率を上げたいと考え、検討した結果、来月から業者をカブドットコム証券に変更し、取引ルールも見直して一から手動トラリピを始め直すことにしました

23ヶ月間の最終利益は+475,750でした。


株を持っていれば現金元手なしでFXができる(代用有価証券)


株を持っている人なら、株を担保にすれば現金の元手は0円で始められます

僕も元手0円で始めました。

▼詳しくはこちらの記事▼
 

この方法なら、株を担保に手動トラリピなどのFX取引を始め、月末時点で損失(含み損を含む)があった場合にはその損失分だけを翌月までに現金入金すればいいのです。

担保にした株からも配当や株主優待は受け取れますので、効率的な資産の運用方法といえます。

ただし、トラリピは基本的にある程度の含み損を抱える手法です。結局、含み損分の現金は用意する必要がありますのでご注意ください。


以上、2019年12月分の手動トラリピの実績でした。

どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。


この記事では、元税務署職員である僕がFXの節税方法・税金対策として、次のことを説明します。

  • 必要経費を計上しよう!
  • 国内業者を使おう!
  • 確定申告をしよう!
  • 課税を繰り延べよう!
  • FXの利益に掛かる税金もふるさと納税の対象!

必要経費を計上しよう!


インターネットやTwitterを見ていると、税務署に「開業届」や「青色申告承認申請書」を出さなければ、必要経費を計上できないというように書いてあるのを見かけます。

そんなルールはありません!



届出の有無にかかわらず経費が掛かっているなら、経費を引いて税金を計算をします。


世の中には専業のトレーダーの方もいますが、副業感覚でFXをしている人の方が多いと思います。

専業ならともかく副業について開業届を出す人はほとんどいません。

専業であれ、副業であれ、経費計上のルールは基本的には同じです。
※青色申告者だけに認められている経費の特例もありますがFXの申告ではあまり気にしなくて大丈夫です。


FXの必要経費になるもの


  • 書籍の購入費用
  • セミナーの参加費用や交通費
  • オンラインサロンメールマガジンの会費
  • 専用のPCや周辺機器等(モニター、PC台、椅子など)の購入費用
  • 専用スマホの購入費用や通信費
これらの支出は、FXに関連した内容のものであれば必要経費になります。

FXをするためだけの支出FXで利益を上げるためだけの支出だから必要経費になるね!


FXの必要経費にならないもの


  • FXに関係ない支出
  • 生活費や遊興費
  • 所得税、住民税

FXに関係ない支出が必要経費にならないのは当たり前ですね。

食べなければ生きていけない→生きていけなければFXできない→食費は全部必要経費!ということにはなりません(当然)

FXをしてなくても掛かる経費(=生活費や遊興費)は必要経費ではありません。

このように必要経費とならない支出を家事費といいます。


FXで利益が出ると確定申告をして所得税や住民税を払うことになります。

これら所得税等はFXをしているから払うことになるものですが、残念ながら、所得税等を計算する上で、支払った所得税等は必要経費にはなりません。


FXに使用している分だけ必要経費になるもの


ひとつの支出の中に家事費と必要経費が混在しているものもあります。

例えば次のような支出です。
  • FXにもFX以外にも使用するPC、スマホや周辺機器等の購入費用
  • 自宅にトレードルームがある場合の家賃固定資産税
  • 通信費

こういった支出を家事関連費といいます。

家事関連費は、FXに使用している割合を計算し、その割合を掛けた金額だけが必要経費になります。

FXに使用している部分があっても、割合が不明なものは必要経費になりません。

例えば電気代で考えると、PCやスマホでどのくらい電気代が掛かっていて、そのうちの何割をFXで使用しているかを明らかにできればその部分は必要経費になりますが、明らかにできなければ必要経費になりません。

通信費ならまだしも、電気代を必要経費に計上できる人は少ないんじゃないかな


デイトレーダーなど、トレード専用部屋がある方は、面積割合(トレード部屋の面積/家全体の面積)などにより、家賃や固定資産税を必要経費にできます。


国内業者を使おう!


FXの利益に掛かる税金は、2種類の計算方法があります。

分離課税の雑所得で計算するか、総合課税の雑所得で計算するかです。

分離課税の雑所得

  • 税率は一律20.315%(所得税15.315% 住民税5%)

総合課税の雑所得

  • 税率は15.105%~55.945%(所得税5.105%~45.945 住民税10%)
IMG_20181206_224403
※所得税には復興特別所得税2.1%が上乗せされます。

総合課税は、その名のとおり、給与などの他の所得と合算して税率が決まります

例えば年収500万円のサラリーマンがFXで100万円利益を出した場合、総合課税であれば30.42%(所得税20.42% 住民税10%)、分離課税であれば20.315%の税率になるのです。

FXでがっつり利益を出したときに総合課税で計算すると、税金が大変なことになります。

税金で半分以上持っていかれることも…


このように分離課税か総合課税かで税金が大きく変わってきます。

そして、国内のFX業者を使って得た利益は分離課税で、海外のFX業者を使って得た利益は総合課税で、それぞれ申告しなければならないという制度になっているんです。

海外の業者はハイレバレッジで取引ができるというメリットがありますが、利益が出た場合の税金のことを考慮すると、国内業者がおすすめです。

※仮想通貨のFXは国内業者であっても総合課税の雑所得で申告することになります


確定申告をしよう!


FXで儲かったら必ず確定申告をしよう!


これは節税というより義務なんですが、この義務を怠ると重いペナルティをくらいます。

利益を申告しなかった場合のペナルティ

  • 無申告加算税(所得税の15%~30%)
  • 重加算税(所得税の40%~50%)
  • 延滞税(申告期限からの利子)
  • 犯罪者になることも

無申告加算税は、税務署の調査などで無申告を指摘された場合に、本来納めるべき所得税に加えて課される罰金的な税金です。

内容が悪質な場合は、無申告加算税ではなく重加算税が課される場合も。

そのほか、延滞税という利子的な税金があります。延滞税は、本来所得税を納めるはずだった期限から計算されてがっつり持っていかれます。加算税より金額が大きくなることも…

ちなみに、税務署の調査は最大で7年間遡ります。

さらに、脱税は普通に犯罪ですので、金額によっては税務署ではなく国税局の査察に入られることも…

査察に入られる程の脱税をしていると、9割方は起訴されて有罪になります。

関連記事


FXの利益を税務署は把握している!?


支払調書って知ってる?



FXの場合、業者から国税に誰がいくら儲かったかの情報を支払調書として提出することになっています。

支払調書は、別名で法定調書といって、法令で定められた制度として業者から国税に提出することになっているんです。

つまり、支払調書は、国税が業者に依頼するまでもなく業者の方から国税に提出される仕組みになっているんです。

税務署からすれば、FXで儲けているのに確定申告をしてない人は丸わかりなのです。

ですので、FXで利益が出たら期限内に正しく申告しましょう。確定申告はその年(暦年)の所得を翌年の3月15日までに申告することになっています。


ちなみに支払調書はFXだけの制度ではなく、報酬、給与、配当、不動産の使用料などなど、事業者が支払う様々なものが対象になっています。

真面目に申告した人がバカを見るという制度にはなっていないわけです。


余分な追徴課税を払うことにならないようにしましょう。


自分の身は自分で守ろう!



FXで損した場合も確定申告をしよう!


FXで利益が出た場合に確定申告をしなければならないのは、これまで説明したとおりです。

逆にFXで損失を出した年については、確定申告をする義務はないのですが、申告はしておいた方がいいのです。

なぜなら、損失の繰越控除という制度を適用できるからです。

損失の繰越控除とは、その名のとおり、損失が出た年に申告をしておくことで、翌年以降の利益が出た年に、繰り越された損失を差し引いて税金を計算できるという制度です。

損失は最大で3年間、繰り越すことができます。

国税庁タックスアンサー


(例)
  • 27年 △1,000,000円
  • 28年 △1,000,000円
  • 29年 △1,000,000円
  • 30年  + 3,000,000円

3年越しで取り返したぞ!


損失の繰越控除を申告していた場合


【30年の税金の計算】
300万円(利益の額) - 300万円(繰越損失額の計)
=0円(課税対象の所得額)

課税対象の所得が0円なので税金も0円です。

損失でも申告しといて良かった~


損失の繰越控除を申告していなかった場合


【30年の税金の計算】
300万円(利益の額=課税対象の所得額)

300万円 × 20.315%(税率)
60万9450円(納める税金)

ふざけるな!!


このように理不尽な気持ちになるため、損失が出た年も確定申告をしておきましょう。

なお、この損失の繰越制度は、分離課税の雑所得で申告するFX、つまり、国内業者でFXをしていた場合にのみ適用できる制度です。


課税の繰り延べをしよう!


課税の繰延べって何?


課税の繰延べとは、その年に納めるべき税金を翌年以降に繰越すことをいいます。

FXで利益が出たら確定申告をして税金を納めなければいけませんよね。

今回説明するテクニックを使えば、今年の税金の計算上の利益をゼロにし(少なくし)、その分の利益を翌年に繰り越すことにより、今年納めるはずだった税金を翌年に繰り延べることができます。


両建取引を使って利益を繰り越せる!

どうやってFXの利益を繰り越すの?


利益の繰越しには、両建取引を使います。

手順は次のとおりです。

①両建てする

②含み損が出た方のポジションを決済する

③決済したポジションと同じポジションを建て直す

④年を越す

⑤全てのポジションを決済する

以上の作業を年を跨ぎながら行うことで、利益を繰り越すことができます。


注意点を交えながら解説します。


①両建てする


両建ては利益を繰り越したい年の内に行います。

12月の始め位、遅くとも中旬には両建てをしましょう。

通貨ペアはどれでもいいのですが、①スプレッドの狭さ、②スワップ差の小ささ、③ボラリティ(値動き)の大きさ、などを考慮して通貨ペアを選びます。

例えばドル円はほとんどの業者で一番スプレッドが狭い通貨ペアだと思いますが、ボラリティも余りない通貨ペアです。

どの通貨ペアで両建てをするかは難しいところですが、僕はポンド/円を選んでいます。


両建てするわけですから、相場が上がろうが下がろうが合計損益は一緒ですのである程度強気でポジションを建てましょう。

ただし、両建てといっても買いと売りのスプレッド分とスワップ差×保有日数分は損をしますので注意が必要です。


②含み損が出た方のポジションを決済する


①で両建てをした後、相場は動きますので、買いと売りのポジションのどちらかは含み益が出ますし、逆のポジションは含み損がでますよね。

どちらかのポジションの含み損が利益を繰り越したい金額までいったら、そのポジションを決済して損失を確定させます。

この作業は必ず年内に行います。


③同じポジションを建て直す


②で含み損が出た方のポジションを決済した後、間を空けずに同じ通貨ペアで同じ数量のポジションを建て直します。

つまり、また両建状態にするんです。

この作業をすることによって、②で損失を確定させた金額とほぼ同額の含み益の金額を固定させることができます。

仮にこの作業をせずに、損失を確定後、両建てを解消したままにすると、もう片方のポジションの含み益が増えるか減るかしますよね。

含み益が増えればいいのですが、含み益が減ったり、含み損になってしまったら目もあてられないことになります。


④年を越す


両建てのポジションを持ちながら年を越しましょう。

ちなみに僕はガキ使を見ながら年を越す派です。


⑤全てのポジションを決済する


年越し後、取引ができるようになったら両建てポジションを全て決済しましょう。

前年のうちに②で決済した損失の額とほぼ同額の利益が確定するはずです。

以上で全ての手順が完了です。


ネコキングの利益繰越しの実例


僕の平成30年のFX収支は11月時点で+50万円位でした。

このまま申告すると約10万円位の税金が掛かってくるわけですが、資産運用で得た利益を複利で運用したいと考えている僕は、いくらかの利益を翌年に繰越そうと考えて両建取引を開始しました。

①11/7  ポンド/円を5万通貨づつ両建て
IMG_20181209_113600

その後、ポンド/円の買いポジションの含み損が約26万円になったタイミングで決済し、すぐに同じポジションを建て直しました。

②12/5  ポンド/円の買いポジションを決済
 【約26万円の損失の確定】
IMG_20181209_113657


③12/5  ポンド/円の買いポジションを建て直し
IMG_20181209_113724


これであとは、④ガキ使を見ながら年を越し、⑤来年、ポンド/円の両建てポジションを両方決済すれば、利益の繰越が完了です。

約26万円の利益を繰越したので、その20%の約5万2千円の税金を繰り延べられたことになります。


ちなみに12/9現在のポンド/円の両建てポジションはこんな感じです。

IMG_20181209_112156

合計で26万円弱の含み益となっています。

もし年内に買いか売りのどちらかのポジションが10万円以上の含み損になったら、また損失を確定させようかなと考えています。


税金繰延のメリットとデメリット


まずはメリットを説明するよ!


効率的に複利運用ができる


FXの利益をそのままFX口座に入れておき、証拠金に組み入れている人も多いと思います。

その利益を元にさらに大きな利益を狙っていく、このように複利的に運用していきたいですよね。

しかし現実には年間の利益の20.315%は税金で持っていかれるので、再投資に回せるのは年間の利益の80%弱です。


そこで今回説明したテクニックです。

今回説明した両建手法を活用すれば、課税を繰り延べられるわけですから、効率的に複利運用が出きます。


数年に渡って利益と損失を平準化できる


具体例で説明します。

(例)
2018年のFX損益  +100万円
2019年のFX損益  +100万円
2020年のFX損益  -200万円

(利益の繰越しをしなかった場合)
2018年の税金
100万円 × 20.315% = 20万3150円

2019年の税金
100万円 × 20.315% = 20万3150円

2020年の税金
赤字のため税金なし


(利益の繰越しをした場合)
2018年の税金
利益を繰り越したため税金なし
(100万円利益繰越し)

2019年の税金
利益を繰り越したため税金なし
(200万円利益繰越し)

2020年の税金
-200万円(2020年の損失) + 200万円(繰越利益)
=0円 利益がないため税金なし


この例からわかるとおり、同じ成績でも、利益の繰り越しをしておくことにより、最終的な税負担が大きく異なることも少なくありません。

年単位でみて利益が出たり損失を出したりしている人は、利益が出た年だけがっつり課税されていては不合理ですよね。

確定利益はけっこうあるけど含み損もそれなりに抱えている人は利益の繰越しを検討すべきです。


次にデメリットを説明するよ!


コストが掛かる


利益の繰越しには次のコストが掛かります。

両建てする通貨ペアのスプレッド
両建てする通貨ペアのスワップ差

まず、両建てする通貨ペアの取引数量分のスプレッドが2往復分掛かります。

そして、両建てする通貨ペアの買いと売りのスワップポイントの差が保有日数分掛かります。

仮にSBIFXでポンド/円を10万通貨、30日間両建てすると

①スプレッド
  2.2銭 × 10万通貨 × 2往復 = 4,400円

②スワップ差
  8円 × 10万通貨分 × 30日間 = 2,400円

③合計
  4,400円 + 2,400円 = 6,800円
  
以上のとおり、それなりにコストは掛かります。


将来税率が上がるかも?


現在のFXの税率は20.315%(所得税15.315%  住民税5%)です。
※国外業者を使っている場合は税率が異なります

税率は、そのときの政策しだいで上げられたり下げられたりするのですが、金融商品に対する税率は特にそのターゲットになりやすいといえます


今回紹介した利益繰越しの手法は、翌年以降に損失を出さない限り、いつかはその利益を申告して税金を納めなければいけません。

どうせいつか申告するなら税率が上がる前に申告してしまった方がいいという考えもあります。


特に毎年安定して利益を出している人は、利益の全部を繰り越すべきではありません。

少なくとも利益をFX口座から出金した場合、その部分を溶かしてしまうことはないはずですので、出金した年の利益として申告しておきましょう。


こんな人は利益を繰り越そう!


次のような人は利益の繰越しを実践しよう!


複利運用している人


すでに説明したとおり、FXの利益を口座から出金せず、複利的に運用している場合は今回説明した両建てによる利益の繰越しを実践すべきです。

逆に、利益をFX口座から出金した場合は、その部分の利益まで繰り越すべきではありません。


ハイリスクな取引をしている人


FXの場合は、毎年利益を出していた人が大きな損失を出して退場することも珍しくありません。

前年の利益分の納税をする前に退場してしまう人も…

例えばある年にFXで1億円儲けた人が翌年に1億円以上の損を出して退場したとします。

こういう人に限って申告をしていなかったり、納税資金を残していなかったりするんです。

こうなると悲惨です。

この例でいうと、2000万円以上の税金を納めなければならないんですが、FXの利益はもう溶かしちゃっているんですよね。

こんな場合であっても納税は免除されませんので、ハイリスクな投資をしている人ほど、利益繰越しのテクニックは必須です。


リピート系取引をしている人


トラリピ、トライオートFX、ループイフダン、グルトレなど、リピート系取引が流行っていますよね。

リピート系取引は、利益は細かく利確し損失は抱えておくというロジックで運用しているため、確定利益が積み重なっている一方で含み損も貯まっているはずです。

リピート系取引もいつかは精算することを考えれば、含み損の金額程度までは利益を繰越しておくことが無難です。


税金の繰延べって合法?


税金って繰り延べていいの?


こんな疑問を持たれる人もいると思います。

結論からいうと、今回紹介した両建手法は全くもって合法な手段ですので安心してください。

法令について簡単に説明すると、所得税法上、収益を認識するタイミングの統一的なルールとして権利確定主義というものがあります。

要するに、利益が確定した時点で収入として認識すべきというルールです。これは損失についても同様です。

逆に確定していない損益、つまり含み益や含み損は損益として認識されません

確定した利益や損失は損益として認識され、未確定の利益や損失は損益として認識されないはというのは、FXや株の共通のルールですよね?

今回説明した両建手法はこのルールを逆手にとったに則ったテクニックなのでなんら問題のない取引です。


また、FX業者が発行する年間の取引報告書は、今回説明した両建手法による取引に限らず、全ての取引について権利確定主義に基づき作成されます。

そして確定申告の手続きや税務署の審査は、業者の発行する年間の取引報告書に基づいて行われます。

つまり、今回説明した両建手法は、税務署から不審に思われることすらないのです。


FX以外でも利益の繰延べはできる!


先ほど説明したとおり、収入を認識するタイミングは所得税法によって定められています。

そして、これはFXだけに適用されるルールではなく、あらゆる収入の税金算定上のルールです。

つまり、今回説明した手法は両建てができるものならFX以外にも応用可能です。

先物取引株の信用取引仮想通貨FXなどですね。

同一口座で両建てが出来ない取引であっても、別の業者に口座を開設すれば両建ては可能です。

結局、確定申告では全ての口座の取引を合算して税金の計算をします。

ただし、別口座で両建てをする場合には相当な資金力が必要です。言い換えると資金効率が悪くなります。

くれぐれもロスカットを食らわないよう、無理な取引はやめておきましょう。


FXの利益に掛かる税金もふるさと納税の対象!


ふるさと納税ってお得ですよね。

ふるさと納税は、寄付という形で住民税の納税先を選べるという制度です

ふるさと納税の何がお得かというと
  • 寄付した金額から2,000円を差し引いた金額分、税金(所得税と住民税)が安くなる
  • 寄付した市町村からお礼の品(返礼品)が貰える
つまり、実質2,000円の負担で、返礼品が貰えるんです。寄付をすればするほどです。

注意点として、ふるさと納税には限度額というものがあり、限度額を超えて寄付した部分は税金が安くなりません。

限度額は、その人が負担している税金の額によります。

ざっくりいうと、住民税の20%がふるさと納税の限度額です。

(例)
FXで年間100万円の利益が出た

100万円 × 5%(住民税の税率) × 20% 
1万円(ふるさと納税の限度額)

要するに、FXの場合は利益の1%が限度額になるということです。


サラリーマンの場合、年収の額からふるさと納税の限度額を計算してくれるサイトが沢山あります。

例えば、サラリーマンがFXで100万円稼いだ場合には、給料の年収から計算した限度額にFXの利益分の限度額1万円を上乗せできるということになります。


ふるさと納税は本当にお得な制度なので、FXの利益が出た場合には、その分も忘れずにふるさと納税をしましょう。


まとめ


今回は、FXの節税方法、税金対策として、次のことをお伝えしました。

  • 必要経費を計上しよう!
  • 国内業者を使おう!
  • 確定申告をしよう!
  • 課税を繰り延べよう!
  • FXの利益に掛かる税金もふるさと納税の対象!

FXと税金は切っても切り離せない関係です。

税金と上手に付き合っていきましょう。

どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。


この記事は、僕が運用しているトライオートFXの2019年11月分の月次報告になります。

この企画で現在運用しているのは、コアレンジャー_豪ドル/NZドル7,000通貨

この企画では、複利積立でトライオートFXを運用しています。


詳しい運用ルールについてはこちら


2019年11月末の運用状況


投資額累計 1,196,200
(前月比 +78,200円)

当月確定利益 +12,983
(累計利益 +172,475円)

評価損  -100,073
(前月比 -35,105円)

有効証拠金 1,268,602
(前月比 +56,078円)

IMG_20191130_113032


今月の積立額


今月は78,200円の積立て!


内訳


現金 10,000円

ポイ活利益 68,200円

今月は自分の小遣いから1万円を積み立て。

毎月ポイ活利益からも投資していて、今月のポイ活利益は68,200円でした。

ポイ活についてはこちら


これまでの運用の推移


 累計利益  含み損  現金投資  ポイ活投資  運用時価 
2018年8月 1,617  -    480,000  480,000 
9月 10,763  -2,088  500,000  508,802 
10月 19,252  -7,601  510,000  521,778 
11月 31,693  -40,421  520,000  511,379 
12月 43,560  -74,432  630,000  599,255 
2019年1月 63,750  -72,818  640,000  632,091 
2月 76,799  -97,929  650,000  68,400  697,397 
3月 74,880  -102,171  660,000  100,200  732,909 
4月 89,145  -63,873  670,000  141,300  836,572 
5月 97,956  -51,537  695,000  223,000  964,419 
6月 106,973  -93,281  805,000  248,000  1,066,692 
7月 107,563  -94,823  815,000  248,000  1,075,740 
8月 126,325  -53,916  825,000  248,000  1,145,409 
9月 140,028  -68,617  855,000  253,000  1,179,411 
10月 159,492  -64,968  865,000  253,000  1,212,524 
11月 172,475  -100,073  875,000  321,200  1,268,602 


トライオートFX201911



短期目標


短期目標のルール


・有効証拠金を推奨証拠金の1.5倍にする

目標達成時には1,000通貨増口

なお、この企画は3,000通貨から始め、そのときの推奨証拠金は390,205円でしたので、1,000通貨当たりの推奨証拠金は130,000円とします。

IMG_20180924_133137


運用通貨

コアレンジャー_豪ドル/NZドル
7,000通貨

推奨証拠金

910,000円
(130,000円 × 7,000通貨)

短期目標

1,365,000円
(910,000円 × 1.5)

現在の有効証拠金

1,268,602円
(目標まで96,398円)


為替の動き

今月の為替の動き


IMG_20191130_113142


1ヶ月の為替の動きはこのチャートのとおり。
月の後半は動きが鈍く、寂しい感じでした。


10年の為替の動き


IMG_20191130_113108


10年間の為替推移はこのチャートのとおり。

チャートの右側に黄色い三角が並んでいる範囲が想定レンジ、その中心部分で三角が密集している範囲がコアレンジです。

ここ5年位は想定レンジ内で推移していることがわかります。

コアレンジャーは、為替相場が想定レンジの中で推移しているうちは利益を出し続け、特にコアレンジ帯の中にいるうちは安心して見ていられます。

想定レンジ内であってもコアレンジを外れてサブレンジに移行すると、含み損は増え、決済回数も減ってくるので厳しいことになります。

現在はコアレンジの中心より少し下の位置で推移しています。


現在のポジション


現在抱えている買いポジは14個(チャート上に赤い三角で標示)で、売りポジは2個(チャート上に青い三角で標示)です。

含み損の合計は100,073円です。

今月は半ば位からNZドル強く相場が下落。コアレンジの下側まで相場が動きました


コアレンジ内での推移は嬉しいのですが、欲を言えばもう少し激しく推移してほしいものです。


以上、2019年11月のトライオートFX月次報告でした。


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